念願の浅香光代師匠。。。ではなく、佐々木秀実のシャンソンを生で聴いてきましたよん。「佐々木秀実〜愛の短編集 PartIII〜@PARCO劇場」に行ってきました。
アルバムを聴くより、ライブ(シャンソンの場合、ライブじゃなくてリサイタルって言うの?)の方が数十倍イイですよ。
楽しくって、素晴らしい。
歌もトークも冴えまくり、笑いあり、涙ありで、さすが、浅香師匠。。。じゃなくて秀実師匠!の愛の短編集。
時々、目が合って、じーっとこちらを見つめたまま歌われてた気がしたんですけど。。。固まりました。
えぇ、石のように固まりました。
秀実師匠はメドゥーサか。。。(うそよ、うそ、うそよ。)
シャンソンは1曲1曲がドラマ仕立てと言われてるそうで(知らんかった。)、2時間のリサイタルの構成も、もはや韓国ミニドラマシリーズかってぐらい奥行きのある世界で、愛やら人生やら、惚れた脹れたは芸者の時にいう言葉。。。なんてのまで、頭に浮かんできましたよ。
曲中の主人公の心の葛藤が手に取るようにわかる、濃厚さ、濃密さ。
「♪好きよ、好きよ、好きよ。。。。」と佐々木秀実に歌われた時(というかセリフを語られた時)には、この曲の主人公は、絶対、ストーカーですね!と、正直、気持ちがすすすーっと後ろに引きました。(だってね、ビビリだから、私。)ホントね、コワくて凄いんです。惹き込まれますよ。
それは、シャンソンの世界の持つ力だけでなく、佐々木秀実の歌手としての力量があってこそ、オーディエンスの心に響く訳で、大変興味深く聴き入り、そして見入ったわけです。(えぇ、少々ビビリながらです。)
普段は、ジェイク・シマブクロを聴いたり、Perfumeを聴いたりしている、シャンソンって世界を身近に触れるって事がほとんどない世代であっても、佐々木秀実の表現力や歌い方、曲のアレンジも含めて、違和感がなかったんですよね、自分がシャンソンを聴いているってことに。
今っぽいんですわ。
考えてみれば、ピアフが書いたフランス語の詞であろうと、阿久悠が書いた日本語の詞だろうと、「今」という時代を生きている佐々木秀実を通して紡ぎ出されるシャンソンの世界が、オーディエンスの感じている「今」と、同化しているような錯覚を起こす力が無ければ、支持されてないですよね。
古臭いだけってのも、敬遠しちゃいますからね。
特殊なジャンルと言ってもいいほど、私にとっては身近ではないシャンソンの世界の入り口に立ってみて、初めて、その世界の奥深さに圧倒されたと言っても過言ではありません。
佐々木秀実は日本のシャンソンの世界を変えまっせ。(←上から目線ですな。よくは知らない世界のくせに。)
時代の寵児、ですよ。
やっぱりこちらも、年末、狙ってますかな。
どちらの組に入るのか。。。





