
映画「ホロビッツのために」は去年の冬頃に観てたんですけど、やっと書く気になりました。
もはや下火と言われている韓流ブームではありますが、イイ作品はブームでなくとも、有名タレントが出ていなくても、やっぱりイイわけで、特に何といった派手な展開もアクションもありませんけど、おすすめしちゃいます、これ。
めずらしく、涙しました。
あはっ。
主人公を演じるオム・ジョンファは、ドラマ「12月の熱帯夜」で嫁ぎ先でボロボロにされてもひたむきに明るく生きていこうとする、あのおばちゃんです。
あのおばちゃんが、「ホロビッツのために」ではピアノ教室の先生役なんです。

末は博士か大臣かって具合で、両親も家族も皆して、娘(オム・ジョンファね。)を世界的な有名ピアニストにするべく、せっせと教育費をつぎ込むんですね。
しかし、娘はピアニストどころか、とある片田舎でピアノ教室を開いてやっていくしか道はない、要するにピアニストの才能なんてない、ってことになっちゃうんですね。
いつかはきっと、自分も認めてもらえる。
いつかはきっと、自分もホロビッツのようなピアニストになれる。

そう信じて生きてゆきたいが、現実は厳しいわけですよ。
どうやって生活していくんだよー、と。
食べていくあてといったら、この腕しかないだろ、ピアノだろ、と。
細腕繁盛記しちゃうしかないだろ、と。
で、ピアノを教えていくわけですね。
そこで、一風変わったというか、個性があるというのか、街の嫌われ少年が生徒として、ピアノ教室にやってくるんです。
多くの生徒と接することで、生徒達の生活や今後の人生、自分の夢、希望、挑戦をいろーんな視点で考えていかざるをえなくなるんですね、先生は。
日本では昨今、耳を疑うような事件も多く、世の中や時代を憂いでしまいがちですが、ちょっと家族を思いやる気持ち、ちょっと友人を思いやる気持ちといった、『ちょっとした』愛や友情で、世界が変わって見えることって、まだまだあるんだと思うんですよ。
難しいことはなーんにもなくて、ただ相手を思いやる気持ちがあっただけ。
その気持ちという種が、長い年月をかけて花開くこともあるんですよね。
自分の大切な人には、幸せになってほしい。
だから、自分の大切な人に、あなたがいるから幸せだと言われたら、これ以上ない幸せだ、と。
「ホロビッツのために」は観てよかったなって思えた映画でしたし、こういう作品に目を向けていけば、韓流はまだ寒流?!じゃないなと実感しますよん。

←ホロビッツは有名なピアニストよ、ナビスコならばリッツビッツ…という方、1クリック! で応援よろしくお願い致します♪